消費者金融2006年の大きな出来事
大手業者などのトラブル問題から始まり業界関係者にとっては非常に厳しい1年でした。
消費者金融の2006年度事情
■2006年は貸金業規正法の法改正懇談会に始まり、法案提出まで様々な出来事があった。
結果として、出資法上限金利の引き下げや貸付限度の規制などを盛り込んだ法案で議員立法化され
2009年を目処に、施行となる様子です。
消費者金融各社
今後の法改正に向けて消費者金融業者は今までの運営体制を改めて見直し、利益体質の強化を図る
動きが目立ち始めた。大手4社でも今後の運営は今までどおり成長軌道安泰とは行かない。
貸付規制に向けた運用で新規顧客の内容は必然的に良貨するため中期的展望では債権内容改善が
実現できる中小業者も存在する様子。しかし、短期的に過払い返還請求などを目的とする法的介入により
利益圧迫が見込まれるのは大手、中小消費者金融とも同じである。
業務停止処分を受けた主な消費者金融業者
ここ数年では
アイフル 三洋信販 アエル 三和ファイナンスなど金融庁の取締りがよりいっそう厳しくなることにより
業務は正常化することでしょう。 |